子どもの虐待について(1)

ご訪問ありがとうございます。

最近、子どもの虐待通報件数が増えているそうです。
また、死亡となるような痛ましい事件も多いですね。
昔と比べて虐待が増えたというより、
表面化されて来たのかなと思います。

暴力をふるう虐待もあれば、
性的虐待、精神的な虐待、
ご飯を与えなかったり、

無視といったネグレクトもあり、
いろいろな虐待があります。
 
下のグラフは、厚生労働省HPにある虐待に関するデータです。

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虐待について思う事。
 
私は小学生3人の子どもの母親です。
今でこそ、気持ちに余裕を持って子どもと向き合う事ができますが、
下の子が幼稚園に入る前までは、心にも時間にも余裕がありませんでした。
そして、ほんの些細な事がきっかけで、溜まったストレスが爆発して
子どもに必要以上に怒鳴ったり、手をあげた事が何度かあります。

虐待っていっても、本当に子どもが嫌いで虐待している人ばかりじゃないと思います。
しっかり育てようと頑張りすぎてる方にも多いのではないでしょうか?
私も育児が大変だった時はいつ虐待する親になってたかもしれないと思う。
 
 
 
 
引っ越す前に公園で仲良くなったママ友達の話です。
 
彼女は育児も家事も完璧にしたい人。
 
「こうしなくてはいけない」という考えが強く、
 
ご主人が帰って来た時には必ずテーブルの上に
 
ご飯が準備されていて、
 
 すぐに食べれる状態でないとダメだ
 
と家事も完璧にこなす人でした。
 
 
育児もそう。
 
「こうあるべき」
 
が強く、その通りでないとイライラしていた。
 
 
彼女は公園で話す時は、普通の話し好きのママ。
楽しく話をするママ友達の一人でした。
 
でも、その話の中でたまに子どもに手をあげてしまう
悩みを話していました。
 
だれでもイライラすると頭に血がのぼって
感情的に怒ることはあると思うけど、
彼女の場合は歯止めがかからなくなる時が
あると自分でも悩んでいたんです。
 
 
ある日、いつものように話をしていたら
昨日、子どもをバスタブに沈めてしまったと
打ち明けられ、すごく衝撃を受けました。
 
 
下の子(3歳)にイライラして、
お湯のはったバスタブに沈めてしまい、
小2のお姉ちゃんに
「ママやめて!かわいそう!死んじゃうよ!」
といわれ、我に返ったそうです。
 
お姉ちゃんがいなければ、
きっと彼女は自分をとめられず、
3歳の子は命を落としていたでしょう。
 
カーッとなると、自分でも何をやっているか
わからないと。
 
彼女はその件でやっとご主人に相談。
ご主人は、家事も育児も完璧にこなしている奥さんが、そんなことになってるとは全く思ってなかったそうです。
 
そして、精神科に通い始め、
ご主人も育児に協力的になり、
少しずつ回復へ向かいました。
 
 
 
彼女が特別おかしい人だとは思いません。
 
核家族化が進んでいる今、
孤立化でだれにでも起こりえる事なのではないでしょうか?
 
周りのサポートが大切ですよね。
 
1人で悩みを抱えているお母さんの助けがしたいと思い、ちょっと前に取得した「岐阜県子育てマイスター認定資格」を取得しました。